マコモダケ
皆さんこんにちは!
本日は、佐喜浜で栽培されているマコモダケについてご紹介したいと思います。
マコモダケ(真菰筍)とはイネ科多年草の植物であり、マコモの茎の肥大した部分をマコモダケと言います。
中華料理の食材として知られ、台湾などからの輸入が多いマコモダケですが、佐喜浜でも栽培されている方がいます。
高知では秋が旬で、収穫時期が遅れてしまうとマコモダケの中で黒穂金が成熟し、胞子をつくり、黒い斑点が増え、食味が落ちてしまいます。
私は、まだ食べたことがありませんが、筍を柔らかくしたような食感と、ほのかな甘味、ヤングコーンのような香りがあり、炒め物や、細かく刻んで餃子などにして食べるそうです。
マコモダケという名前からキノコの仲間かと思ってしまいがちですが、実物を見ると全く違っていて驚きます。(笑)
水草や雑草がたくさん生えていますが、端の方はもみ殻がまかれており、そこに植えられていたマコモダケはなぜかよく育っていました。
同じイネ科でも、お米などは寒暖差の大きい山のほうがよく育ちますが、マコモだけは暑い環境を好み、佐喜浜の特徴である海の近さの理由からくる潮風にも耐えることができます。
まだマコモダケを食べたこともなく、販売されていると子とも見たことがないので収穫期のマコモダケの状態も味も想像ができませんが、マコモだけの存在を知ってから食べてみたいととても思うようになりました。また挑戦してみたいなと思っています。
(書いた人:りか)