寒蘭の魅力

 
皆さんこんにちは!

今日は前回紹介しました、室戸ジオパークセンターでの寒蘭展示会に行ってまいりましたのでご報告させていただきたいと思います🚶

 

寒蘭初心者の私は、はじめ寒蘭展示会会場に入ったとき、はじめて寒蘭の咲いている姿を見られて嬉しくなりましたが、なぜこの花が優勝に選ばれたのか、どんな種類があって何が違うのかちっとも分かりませんでした

 

今回優勝した寒蘭がこちらです。

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 単純に花数が多く、花が大きいものが良い賞をもらえるわけではないのです。

寒蘭を評価するうえで一番大切なことは「全体のバランス」です。どんなに花数が多く大きく育ったとしても、鉢が小さければただ徒長(茎が間延びした状態)しただけのように見えてしまいます。

きれいに正面を向いていること、又は、四方に花があって、空いた空間がないこと、なども審査の対象になります。

最近では、もともと花が小さいものや、花軸(茎)が曲がりやすいもの、奇形花があることを考え、それぞれの分野に分けて評価する傾向になってきているそうです。

 

様々な評価の仕方がありますが、審査員さんの好みもあるので全員一致で優勝が決まることは、ほとんどないそうです。もしも、だれもが惹きつけられるような寒蘭があって、全員一致で優勝が決まればすごいですよね(笑)

 

寒蘭は今も昔も変わらず、愛されていますが、昔は、寒蘭の珍しさから一株700万円でも売らないというくらいだったそうです。現在は、数も増えたため一鉢1万程度になっているそうです。

 

寒蘭にはさまざまな種類がありますが、

特に私が惹かれたのは「日光」「豊雪」です。どちらも高知の代表選手です。

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(左)日光は、桃色が可愛らしく、天弁(一番上の花びら)が折り鶴のように折れているのが特徴です。最近は、色々混ざって天弁が折れるとは限らないそうですが、、

(右)豊雪は花軸から花弁まで見事に真っ白なのが特徴です。うまく育てないと、花軸や花が緑がかってしまうので、真っ白にするのは難しいそうです。

 

今回の室戸ジオパークセンターでの展示会は支部会だったそうで、11月16日から18日まで南国市農協会館3階ホールで開催されました、本部会にも行ってまいりました。

本部会では約300もの寒蘭の鉢がずらりと並んでいて、一つ一つ見入ってしまいました。

支部会の時、寒蘭のことが全く分からなかった私に、寒蘭の評価の仕方や、どんな種類があってどんな特徴があるのかを教えてくださった方と、本部会でもお会いすることができ、私のことを覚えて下さっていてとても嬉しかったです。

少しずつでも地域の方とつながりが持てていることを実感でき、最近、人とのつながりの大切さがようやくわかってきたように思います。私が今こんなにも寒蘭に興味を持っているのも、こんなにも寒蘭が好きになったのも、いろんな知識を教えてくださった方がいたからです。

これからも人とのつながりを大切にしていきたいです。

 

まだまだ寒蘭について語りたいところですが長くなりますのでこの辺で終わりにします。(笑)

ありがとうございました。

 

(書いた人:りか)